2008年12月31日水曜日

当院のご案内

福岡市中央区の心療内科・精神科 メンタルクリニック桜坂です。
福岡県内で唯一、日曜も診療を行っております(予約制)。
地下鉄「桜坂駅」・バス停「雙葉学園入口」からすぐの便利な場所にあります。
無料駐車場は70台完備し、お車でのご来院にも万全の対応をしております。


不眠症(睡眠障害)・睡眠薬処方・安定剤処方・物忘れ・心配性・こだわり・ストレス・不登校(登校拒否)・出社困難(出社拒否)・五月病・時差ボケ(時差ぼけ)・適応障害(不適応)・うつ(うつ病・うつ状態/感情障害/気分障害)・仮面うつ(仮面うつ病)・引越しうつ(引越しうつ病)・昇進うつ(昇進うつ病)・季節性うつ(季節性うつ病・季節性感情障害・季節性気分障害/冬期うつ・冬期うつ病)・退行期うつ(退行期うつ病)・老年期うつ(老年期うつ病)・老人性うつ(老人性うつ病)・自律神経(自律神経失調症)・心身症(過敏性腸症候群など)・不安障害(不安症・不安神経症)・パニック障害(パニック発作/予期不安)・広場恐怖・社会不安障害(社会不安/あがり症/上がり症)・強迫神経症(強迫性障害/強迫観念・強迫行為)・急性ストレス障害・PTSD(心的外傷後ストレス障害)・更年期障害(男性更年期障害/ED)・摂食障害(拒食・拒食症/過食・過食症/嘔吐症)・ストレスケア・メンタルヘルスケア・メンタルヘルス相談(心の健康相談)、統合失調症、などに対応しています。


ダイエット薬「ゼニカル」、AGA薬「プロペシア」、ED薬「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」も取り扱っております。


はじめて当院においでになる方から、場所についての問合せが多いので、
Google マップをのせておきます。参考にしてください。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年12月8日月曜日

予約制についてお願い

いつも、当院の診察にご協力下さいまして、
まことにありがとうございます。

当院の診察は、予約制とさせていただいております。
予約の診察にいけなくなった、あるいは
予約時間に遅刻しそうだというときは、
必ず診察時間内に、お電話でお知らせ下さい。

診察時間は、日・月・火・木・金の11時~19時です。
(水・土・祝は休診です)

どうぞよろしく、お願いいたします。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年12月7日日曜日

年末年始の診療についてのお知らせ

寒い日が続いています。
お変わりなくお過ごしですか。

本日は、年末年始の診療についての、お知らせです。

2008年の年末は、12月28日の日曜まで、診療いたします。
2009年の年始は、1月4日の日曜から、診療いたします。

どうぞよろしく、お願いいたします。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年10月21日火曜日

インフルエンザワクチン 福岡

久しぶりの更新になってしまいました。
秋も深まり、朝夕はめっきり寒くなってまいりました。
お変わりなくお過ごしですか。

当院では、10月よりインフルエンザワクチンの接種を行っています。
ワンシーズンに、2回接種させる医療機関もあるようですが、
当院は原則、1回接種です。

ワンシーズンに、2回接種したほうが、
インフルエンザにかかりにくいというデータはありません。

お金のかかることは、1回ですむことは、1回ですませる、
これが不景気な今の世の中の知恵だと思いませんか。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年9月1日月曜日

2008年9月1日(月)

今日から9月です。
時間のたつのは早いもので、
今年も、残すところ、あと4ヶ月になりました。

季節の変わり目で、気温や天候が変わりやすい時期です。

体調を崩しやすい時期であると同時に、
精神的にも調子が悪くなりやすい時期です。

体調不良の裏に、精神的な問題が
隠れていることがあります。

当院でお役に立てることがあるかもしれません。
遠慮なく受診してください。

診察前の待ち時間をできるだけ少なくするため、
予約制とさせて頂いておりますので、
お電話にてご予約の上、おいでください。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年8月12日火曜日

大正製薬と大正薬品

今日は、製薬会社さんのお話です。

大正製薬大正薬品

パッと聞くと、混同してしまいそうな会社名ですね。

大正製薬はワシのマークの大正製薬です。
パブロン、コーラック、大正漢方胃腸薬、リアップとか
リポビタンD(手の親指一本でふたを開ける驚異のCMが有名)
などの大衆薬を多く作っています。
心療内科・精神科領域の医薬品としては、
躁病・躁うつ病の治療薬であるリーマスという
お薬を作っています。

一方の、大正薬品
こちらは、滋賀県にあるジェネリック(後発品)メーカーです。
心療内科・精神科領域の医薬品としては、
スルピリド(ドグマチールの後発品)、
デゾラム(デパスの後発品)を作っています。

日常診療を行っていくうえで、良質な薬は欠かせませんし、
MRさんからの情報提供も必要です。

大正製薬大正薬品のMRさん、
これからも情報提供よろしくお願いします。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年8月5日火曜日

男性更年期障害の治療法

男性更年期障害の症状は、
自律神経失調症状
②精神症状(うつ病・うつ状態)
③性機能障害(ED:erectile dysfunction)
の三つに大別されます。

男性更年期障害のオーソドックスな治療は、
自律神経失調症状に対しては、
自律神経神経の働きを整えるお薬(主に抗不安薬です)を
つかったり、漢方薬をつかったりします。
うつ症状に対しては、抗不安薬や抗うつ薬、
漢方薬をつかいます。
③性機能障害に対しては、漢方薬をつかったり、
性機能障害の治療薬である
バイアグラレビトラシアリスをつかったりします。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年8月4日月曜日

男性ホルモン補充療法とは

男性ホルモン投与により、
肥満や動脈硬化を抑えることができる,
ことが明らかになりつつあります。

一方で、
担がん状態の方(現在体の中に癌がある方)では、
男性ホルモンの補充により癌の進行が早まる可能性があります。

ホルモン療法を受ける場合は、
肺癌、消化器癌、泌尿器癌の
スクリーニングを受けることが望ましいと言えます。

男性ホルモン補充療法が、
男性更年期障害の特効薬であるかのような
広告を出している医療機関を見かけます。


しかし、これは正しくありません。
あくまで、研究途上の治療法です。




福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年8月3日日曜日

男性更年期障害

男性更年期外来では、スクリーニングとして、
下のような10個の質問に回答することにより、
男性更年期症状の有無を判断します。

下記の質問事項は米国で広く用いられており、
5つ以上「はい」がある場合は、
男性ホルモン値の血液検査を受けることをおすすめします。

ホルモンの数値に異常がある場合はホルモン補充療法を行い、
ホルモンバランスが正常である場合は希望により、
心療内科・精神科で治療いたします。


1.最近、仕事の能力が低下したと感じていますか?
2.夕食後うたた寝をすることがありますか?
3.最近、運動をする能力が低下したと感じていますか?
4.勃起力は弱くなりましたか?
5.物悲しい気分・怒りっぽいですか?
6.毎日が楽しいと思うことが少なくなりましたか?
7.身長が低くなりましたか?
8.体力あるいは持続力の低下がありますか?
9.元気がなくなってきましたか?
10.性欲の低下がありますか?



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年7月25日金曜日

男性更年期障害

男性更年期障害の原因は、
男性ホルモンの低下によるホルモン環境の異常が基礎にあり、
これに社会的、心理的なストレスが加わって症状が表れたり、
症状を長引かせたりすることだとされています。

このことから男性更年期の症状は、
疲労感、うつ状態、のぼせ、多汗をはじめさまざまであり、
さらに血液中のコレステロール値の増加や、
糖尿病、高血圧、動脈硬化、排尿状態の悪化
などが男性更年期の症状であると最近は考えられてきています。

また、男性の更年期年齢は40~60歳と言われており、
この時期は男性でもさまざまな自律神経失調症
神経症状(うつ病など)が出現します。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年7月18日金曜日

男性更年期障害

更年期とは、成熟期から老年期に移行する過程で、
性腺機能が変化することに対して、
肉体や精神が適応していく時期と考えられています。

女性の場合は、更年期は
「閉経を伴う卵巣機能の変化に対する適応の時期」
 あるいは
「閉経前後のホルモン環境が異常に変動する時期」
と捉えられています。
しかし、男性には、女性のような閉経による心身の変調と
直接結びつくような兆候がないので、
性欲減退やED(勃起不全)だけが男性更年期のサインと捉えられがちです。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年7月8日火曜日

全般性不安障害

さまざまな身体的自覚症状のために
内科などを受診し、検査を受け、
異常がないとわかったら、
精神科か心療内科を受診しましょう。

パニック障害または全般性不安障害と診断されたら、
気のせいなどではなく不安の病気なのだと受けとめ、
信頼できる医師のもとで根気よく治療を続けてください。

症状の完全な消失を求めるのでなく、少しでもよくなったら、
そのぶん前向きに生活していく態度が大切です。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年7月7日月曜日

全般性不安障害

全般性不安障害の治療には、
薬物療法と精神療法が行われますが、
パニック障害の場合のように決まった薬はありません。

抗不安薬が用いられ、
症状と関連のある日常生活の悩みやストレスについて、
医師に相談しアドバイスを受けるなどの精神療法が行われます。

うつ症状を合併する場合は抗うつ薬が用いられます。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年7月5日土曜日

全般性不安障害

慢性的な不安、過敏、緊張、落ち着きのなさ、
イライラ、集中困難などの精神症状と、
筋肉の緊張、首や肩のこり、頭痛・頭重(ずじゅう)、
震え、動悸(どうき)、息苦しさ、めまい、
頻尿(ひんにょう)、下痢、疲れやすさ、
不眠(寝つきが悪い、途中で目が覚める、眠りが浅い)
などの多様な身体症状(いわゆる不定愁訴)
があります。

何かにつけて過度の不安や心配がつきまとい、
それが慢性的に続く(診断基準では6カ月以上)のが特徴で、
不安に伴ういろいろな精神症状や身体症状が現れます。

多くの患者さんは身体症状のほうを強く自覚し、
どこか体に重大な病気があるのではないかと考え、
あちこちの病院で診察や検査を受けるのが多いのですが、
症状の原因になるような身体疾患はみられません。

経過は慢性で、日常生活のストレスの影響を受け、
よくなったり悪くなったりが続きます。

途中から、気分が沈んでうつ状態になったり、
うつ病に移行したりすることもあります。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年7月4日金曜日

全般性不安障害

一般に、神経症の原因は、
心理的な出来事(心因)とされています。

不安障害(不安神経症)の場合も、
発症のきっかけとして、
何らかの精神的なショック、心配ごと、悩み、ストレスなど、
精神的原因と思われる出来事のあることもありますが、
まったくないこともあります。

過労、睡眠不足、かぜなど、
身体的な不調がきっかけになることもあります。

パニック障害では何のきっかけもなく突然発症するケースが多く、
全般性不安障害では日常生活上のさまざまなストレスをきっかけに、
いつのまにか発症しているというのが普通です。

また、パニック障害には患者さんの特別な性格傾向はみられませんが、
全般性不安障害はもともと神経質で不安をもちやすい性格の人に多い
傾向があります。

女性に多く、男性の倍以上といわれています。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年7月3日木曜日

全般性不安障害

不安を主症状とする障害を、
不安障害(不安神経症)といいます。

不安は誰でも経験する感情の一種ですが、
はっきりした原因がないのに不安が起こり、
(あるいは原因があっても、それと不釣り合いに強く不安が起こり)、
いつまでも続くのが病的な不安です。

不安障害(不安神経症)では、
この病的な不安とそれに伴う身体症状が主症状となります。

なお、国際疾病分類などでは「神経症」という用語は
正式な診断名としては使われなくなっており、
従来の不安神経症にあたる診断名は、
現在では「パニック障害」か「全般性不安障害」です。

パニック障害については別項で述べるので、
ここでは主に全般性不安障害について解説します。

全般性不安障害は、
慢性の不安とそれに伴う身体症状
が長く続くのが特徴です。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年7月1日火曜日

全般性不安障害

全般性不安障害(Generalized Anxiety Disorder/略してGADともいいます)
は最近増えている病気です。

不安とは誰もが感じるもので、
不安を感じるからといって、
日常生活に支障をきたすことは通常ありません。

しかし、誰もが感じる程度をはるかに超える不安を持ち、
それが元で日常生活に支障をきたしてしまう
「不安障害(不安神経症)」という病気があります。

全般性不安障害も不安障害(不安神経症)の中の一つです。
「特定の状況に限定されない、理由の定まらない不安や心配」
が長期間続き、このような不安や心配に、心身の症状が伴う病気です。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年6月30日月曜日

2008年前半終了

本日は、2008年6月30日。

早いもので、2008年も
前半が終わろうとしています。

この6ヶ月間、たくさんの方に
ご来院頂きまして、ありがとうございました。

7月からも、気を引き締めて、診療に当たる所存です。

2008年後半も、引き続き、
メンタルクリニック桜坂をどうぞよろしく、
お願いいたします。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年6月27日金曜日

「むずむず脚」軽視は禁物! 不眠で鬱状態も

むずむず脚症候群も、
世間一般に広く知られるようになってきたようですね。


2008年6月25日のネットニュースで、むずむず脚症候群の
ことが記事になっていました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080625-00000917-san-soci


当ブログの、2008年04月13日(日)のエントリー
http://sakurazaka-mental.blogspot.com/2008/04/blog-post_13.html
も参考にしてください。




以下に、全文引用しておきます。

「むずむず脚」軽視は禁物! 不眠で鬱状態も


■患者会発足「適切な治療を」


 夜、脚に虫がはいずり回るような、むずむずとした不快感が生じる疾患「むずむず脚症候群」。日本には潜在患者が200万~500万人もいるといわれながら、あまり知られていない。そこで病気への認知度を高めることで、一人でも多くの患者に適切な治療を受けてもらおうと、「むず(62)の日」の語呂合わせで今月2日、患者会が設立された。今後、情報発信を進めていく。(伐栗恵子)


 患者会の名称は「むずむず脚症候群友の会」。全国に約40人の会員がおり、事務局がある大阪府高槻市に在住の良永信男さん(70)が代表を務める。

 良永さんは60歳のときに発症した。夜、布団に入って横になると、言いようのないむずむず感が脚を襲った。脚を動かすと症状が軽くなるため、明け方までうろうろと歩き回った。そんな日が幾日も続いた。

 睡眠不足がたたって、電車の乗り越しや仕事中の居眠りはしょっちゅう。追突事故を起こしたこともある。「眠いのに、脚が寝かせてくれない。腰から下はいらないと思ったほどつらかった」と振り返る。


 内科や整形外科など複数の病院を回ったが、原因はわからない。不眠症の睡眠薬を処方されたが、症状はかえってひどくなるばかり。ようやく半年後に睡眠障害の専門医に、むずむず脚症候群と診断された。薬物療法の効果はその日のうちに表れ、ぐっすりと眠れた。


 「適切な治療を受けられずに大変な苦しみを味わった。私と同じような思いをしている患者さんを一人でも多く救うきっかけになれば」と会の設立を決めた。


 良永さんを診断し、この病気に詳しい阪南病院(大阪府堺市)の黒田健治院長によると、はっきりした原因は不明だが、脳内の神経伝達物質ドーパミンの機能低下や、鉄分の欠乏などが関係していると考えられているという。


 日本人の有病率は2~5%程度とされ、欧米(10%程度)に比べると低いものの、それでも200万~500万人の潜在患者が存在するといわれている。貧血の人や人工透析をしている人、妊婦らに多く見られ、年代では中高年、性別では男性より女性の方が多い。


 黒田院長によると、患者の8割強に、睡眠中に自分の意思とは関係なく脚の筋肉がぴくぴくと動く「周期性四肢運動」がみられるという。自覚症状以外に、この動きを調べる検査などで正確な診断ができる。


 治療はパーキンソン病の薬や抗てんかん薬などが効果的で、睡眠障害の患者の2~3割はこの病気とされるが、睡眠薬はかえって症状を悪化させるという。現在、数種類の治療薬の臨床試験が進行中だ。


 「眠れない状態が続くと、日常生活への支障だけでなく、鬱(うつ)状態を招くこともある。睡眠の病気を軽視してはいけない」と黒田院長は警鐘を鳴らす。


 的確な診断と適切な治療を受ければ症状は劇的に改善されるのだが、残念ながら一般の人だけでなく医師の間でもこの病気に対する認知度が低いのが現状だ。良永さんによると、患者会にも相談の電話が相次いで寄せられており、医師に「気のせい」「我慢しなさい」と言われた人も少なくないという。


 会では今後、ホームページや会報などで情報発信していくとともに、医師を招いての勉強会や患者同士の懇親会なども予定している。

                   ◇

 問い合わせは、同会(電)072・646・6226(火、木、土=祝日を除く=の午前10時~午後4時)。




福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年6月25日水曜日

自律神経失調症

治療としては、漢方薬も含めてお薬をつかうことも、
有効な場合があります。

ただし一番大切なのは、
「症状を消してしまうのを目標とするのではなく、
 症状とうまく付き合いながら日常生活を、
 送れるようになることを目標とすること」
です。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年6月23日月曜日

自律神経失調症

うつ病 でも、気分の落ち込みを主とする、
精神症状よりも、自律神経失調症状のほうが、
目立つ場合があり、これを仮面うつ病といいます。
この場合の治療は、うつ病 の治療に準じます。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年6月3日火曜日

自律神経失調症

自律神経失調症の症状は、季節の変わり目に悪化しやすく、
特に春先に良くないことが多いです。
また、いろいろなストレスが悪化の原因になりやすいです。


器質的異常(体のはっきりした病気)を除外診断した上で、
いろいろな自律神経失調症状がみられれば、
自律神経失調症と診断できます。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年5月30日金曜日

自律神経失調症

自律神経失調症の症状として、一番多いのは「全身倦怠感」です。

その他の、具体的な症状としては、
神経・筋系の不定愁訴としては、「めまい・頭重感・頭痛」、
循環器系の不定愁訴としては、「動悸」、
消化器系の不定愁訴としては、「胃痛・胃部不快感」、
などが多くみられます。

これらの複数の症状が、重なって出現することも多いため、
患者さんは何ヶ所もの医療機関を受診しますが、検査では
異常が出ないことが多いです。

そのため、患者さんは「こんなに調子が悪いのに、異常がないはずがない」
という不安から、ドクターショッピングをするようになります。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年5月19日月曜日

自律神経失調症

自律神経失調症とは、はっきりと明確化した病気ではありません。
不定愁訴症候群と呼ばれることもあります。

器質的異常(体のはっきりした病気)はないけれど、
自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが崩れ、
不定愁訴(いろいろな一定しない身体的不調)を訴えます。

自律神経失調症になりやすいのは、20歳代の方が多く、
次いで30歳代、20歳以下に多くみられます。
また、更年期の女性も自律神経失調症となりやすいです。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年5月17日土曜日

旅行のお供に安定剤

気持ちのいい季節になってきましたね。

お出かけしたいけど、乗り物に乗るのが不安、
という方は、一度ご相談ください。

パニック障害の疑いがあります。
治療が可能です(→パニック障害の項を参照してください)。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年4月25日金曜日

社会不安障害

社会不安障害を英語では、Social Anxiety Disorder といい、
この頭文字をとって、社会不安障害のことをSADということもあります。

誰でも一時的に人前で「あがる」ことはあります。
社会不安障害は、そのような誰にでもみられる「あがり症」とは違い、
病的な「あがり症」で困っている方のことをいいます。
いわゆる「対人恐怖」と考えていただいても結構です。
他人とかかわるときに、きわめて強い緊張を感じるために、
パニック発作(→パニック障害の項を参照してください)の形で、
不安症状が出るために、他人とのかかわりを避けるようになります。
日本人に多い病気であることが特徴です。

治療としては、①行動療法と②薬物療法があります。
①行動療法としては、自分が苦手な状況を避けるのではなく、
 直面し慣らしていくことが一般的です。
②薬物療法は最近、使える薬が増えました。
 SSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)というお薬が最近よく使われています。
 セロトニンという神経伝達物質に作用するSSRIが社会不安障害に
 効果があるということは、社会不安障害が性格だけの問題ではなく、
 治療可能な体の病気であることを示しています。
 いわゆる「あがり症」でお困りの方は、ぜひ一度診察を受けられることを
 おすすめいたします。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年4月13日日曜日

むずむず脚症候群

睡眠障害の一種です。
意外と多い病気ですが、見逃されていることが多いので、
睡眠障害とは別に項目を立てます。

むずむず脚症候群は英語では、Restless Legs Syndrome
この頭文字をとって、RLSと略して呼ばれることもあります。

病名が示すように、「むずむずした感じ」「虫がはうような感じ」
と表現される異常感覚が下肢を中心に出ます。
下肢が「痛い」とか「かゆい」と表現する患者さんもいます。
いずれにしても、そのような不快感が下肢を中心にみられます。
この不快な感覚は、横になっていると悪化し、体を動かすことによって、
やわらぐことが特徴です。

いずれにしても、そのような不快感が、夕方から夜にかけて
悪化するので、睡眠に支障をきたすわけです。

治療法としては、現在の日本ではクロナゼパム(商品名:リボトリール)の
内服が first choice です。
これで無効の際は、ブロモクリプチン(商品名:パーロデル)の内服を
試みたりすることもあります。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年4月12日土曜日

お知らせ

先日もお知らせしましたが、最寄のバス停の名称が、
「雙葉学園入口」と変わりました。

バスを利用しておいでになる方は、お気をつけください。

参考URL
http://www.fukuokafutaba.ed.jp/school/busstop.html
http://www.fukuokafutaba.ed.jp/guide/access.html

当院は、明日4月13日の日曜も診療しております(予約制)。時間帯によっては、若干の予約枠がございますので、受診ご希望の方は、お電話にて
092-725-7900
まで、ご予約をお願いいたします。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年2月1日金曜日

2月がスタート!

本日は2月1日でした。
2月の初日もたくさんの方においでいただき、ありがとうございました。
今年もあと11ヶ月、がんばる所存でおりますので、
メンタルクリニック桜坂をどうぞよろしく、お願いいたします。

お知らせが2点、ございます。

①インフルエンザワクチンの在庫がなくなりましたので、
終了させていただきました。

②当院は、平日に加え、毎週日曜も診療しております。
受診ご希望の方は、お電話にてご予約をお願いいたします。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年1月24日木曜日

当院のご案内

福岡市中央区の心療内科 メンタルクリニック桜坂です。
福岡県内で唯一、日曜も診療を行っております(予約制)。
地下鉄「桜坂駅」・バス停「動物園入口」からすぐの便利な場所にあります。
無料駐車場は70台完備し、お車でのご来院にも万全の対応をしております。


不眠症(睡眠障害)・睡眠薬処方・安定剤処方・物忘れ・心配性・こだわり・ストレス・不登校(登校拒否)・出社困難(出社拒否)・五月病・時差ボケ(時差ぼけ)・適応障害(不適応)・うつ(うつ病・うつ状態/感情障害/気分障害)・仮面うつ(仮面うつ病)・引越しうつ(引越しうつ病)・昇進うつ(昇進うつ病)・季節性うつ(季節性うつ病・季節性感情障害・季節性気分障害/冬期うつ・冬期うつ病)・退行期うつ(退行期うつ病)・老年期うつ(老年期うつ病)・老人性うつ(老人性うつ病)・自律神経(自律神経失調症)・心身症(過敏性腸症候群など)・不安障害(不安症・不安神経症)・パニック障害(パニック発作/予期不安)・広場恐怖・社会不安障害(社会不安/あがり症/上がり症)・強迫神経症(強迫性障害/強迫観念・強迫行為)・急性ストレス障害・PTSD(心的外傷後ストレス障害)・更年期障害(男性更年期障害/ED)・摂食障害(拒食・拒食症/過食・過食症/嘔吐症)・ストレスケア・メンタルヘルスケア・メンタルヘルス相談(心の健康相談)、などに対応しています。


ダイエット薬「ゼニカル」、AGA薬「プロペシア」、ED薬「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」も取り扱っております。


はじめて当院においでになる方から、場所についての問合せが多いので、
Google マップをのせておきます。参考にしてください。


福岡市中央区の心療内科 メンタルクリニック桜坂

2008年1月19日土曜日

不眠症(睡眠障害)・・・睡眠薬について

前回の続きです。

現在の日本で使える睡眠薬は14種類あります。
具体的には、次のようなものが使われています。
かっこ内はジェネリックです。

超短時間型・・・・アモバン(ゾピクール、スローハイム)

           ハルシオン(トリアゾラム、ハルラック、パルレオン)

           マイスリー

短時間型・・・・・・デパス(メディピース、デゾラム)

           レンドルミン(グッドミン、レンデム)

           ロラメット・エバミール

           リスミー

中間型・・・・・・・・ロヒプノール・サイレース(フルニトラゼパム)

           ベンザリン・ネルボン(ニトラゼパム)

           ユーロジン(エスタゾラム)

           エリミン

長時間型・・・・・・ダルメート・ベノジール

           ソメリン

           ドラール(クアゼパム)



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年1月17日木曜日

不眠症(睡眠障害)

不眠症の治療としては、不眠の原因となっている病気
(うつ病など)があれば、その病気の治療も同時に必要です。
生活習慣の乱れから不眠となっている場合は、
生活習慣を見直す必要があります。

ただし、日常診療では昨日書いた①~④の
どのタイプの不眠なのかによって、
睡眠薬を使い分けることが多いのです。

睡眠薬は血中濃度の半減期により、
超短時間型・短時間型・中間型・長時間型
の4種類に分類されています。

一般的にいって、
①入眠障害・・・超短時間型または短時間型
②中途覚醒・・・短時間型から中間型
③早朝覚醒・・・中間型から長時間型
④熟眠障害・・・超短時間型または短時間型
の睡眠薬を使います。

現在の日本で使える睡眠薬は14種類あります。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

不眠症(睡眠障害)

不眠症といっても、人により訴えがいろいろですが、
大まかに次の4種類に分類できます。

①入眠障害・・・寝つきが悪いタイプ(通常寝付くのに1時間かかる)
②中途覚醒・・・途中で何回も目が覚め、再入眠が困難なタイプ
③早朝覚醒・・・文字通り、早朝に目が覚めてしまい、その後眠れないタイプ
④熟眠障害・・・ぐっすり眠った感じがしないタイプ



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年1月12日土曜日

お知らせ

①インフルエンザワクチンの在庫が残り少なくなってきました。
 在庫がなくなり次第、終了いたします。
 接種ご希望の方は、お早めにお知らせください。

②1月14日は祝日(成人の日)のため、休診とさせて頂きます。

③当院は、あす日曜も診療しております。
 受診ご希望の方は、お電話にてご予約をお願いいたします。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

2008年1月10日木曜日

初診のお話

はじめて受診される方の中に、
「こんなことで、受診していいのでしょうか」
とためらわれる方が時々いらっしゃいます。

問題ありません。
当院で、お役に立てる範囲内で、診療に当たらせていただきます。
ひとりでかかえこまず、ご相談いただければと思います。


福岡市中央区の心療内科 メンタルクリニック桜坂

2008年1月5日土曜日

仕事始め

きのうは、仕事始めでした。
初日から、たくさんの方においでいただきました。
ありがとうございます。

みなさまの健康のため、お役に立てるよう、日々精進してゆきます。
今年もメンタルクリニック桜坂を、どうぞよろしくお願いいたします。

当院は、あす日曜も診療しております。
受診ご希望の方は、お電話にてご予約をお願いいたします。


福岡市中央区の心療内科 メンタルクリニック桜坂

2008年1月3日木曜日

Google マップ

当院の診察が、明日1月4日(金)から始まります。今年も気を引き締めてがんばります。

はじめて当院においでになる方から、場所についての問合せが多いので、
Google マップをのせておきます。


福岡市中央区の心療内科 メンタルクリニック桜坂