2008年7月25日金曜日

男性更年期障害

男性更年期障害の原因は、
男性ホルモンの低下によるホルモン環境の異常が基礎にあり、
これに社会的、心理的なストレスが加わって症状が表れたり、
症状を長引かせたりすることだとされています。

このことから男性更年期の症状は、
疲労感、うつ状態、のぼせ、多汗をはじめさまざまであり、
さらに血液中のコレステロール値の増加や、
糖尿病、高血圧、動脈硬化、排尿状態の悪化
などが男性更年期の症状であると最近は考えられてきています。

また、男性の更年期年齢は40~60歳と言われており、
この時期は男性でもさまざまな自律神経失調症
神経症状(うつ病など)が出現します。



福岡市中央区の心療内科・精神科  メンタルクリニック桜坂(日曜も診療しております)

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2008年7月18日金曜日

男性更年期障害

更年期とは、成熟期から老年期に移行する過程で、
性腺機能が変化することに対して、
肉体や精神が適応していく時期と考えられています。

女性の場合は、更年期は
「閉経を伴う卵巣機能の変化に対する適応の時期」
 あるいは
「閉経前後のホルモン環境が異常に変動する時期」
と捉えられています。
しかし、男性には、女性のような閉経による心身の変調と
直接結びつくような兆候がないので、
性欲減退やED(勃起不全)だけが男性更年期のサインと捉えられがちです。



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2008年7月8日火曜日

全般性不安障害

さまざまな身体的自覚症状のために
内科などを受診し、検査を受け、
異常がないとわかったら、
精神科か心療内科を受診しましょう。

パニック障害または全般性不安障害と診断されたら、
気のせいなどではなく不安の病気なのだと受けとめ、
信頼できる医師のもとで根気よく治療を続けてください。

症状の完全な消失を求めるのでなく、少しでもよくなったら、
そのぶん前向きに生活していく態度が大切です。



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2008年7月7日月曜日

全般性不安障害

全般性不安障害の治療には、
薬物療法と精神療法が行われますが、
パニック障害の場合のように決まった薬はありません。

抗不安薬が用いられ、
症状と関連のある日常生活の悩みやストレスについて、
医師に相談しアドバイスを受けるなどの精神療法が行われます。

うつ症状を合併する場合は抗うつ薬が用いられます。



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2008年7月5日土曜日

全般性不安障害

慢性的な不安、過敏、緊張、落ち着きのなさ、
イライラ、集中困難などの精神症状と、
筋肉の緊張、首や肩のこり、頭痛・頭重(ずじゅう)、
震え、動悸(どうき)、息苦しさ、めまい、
頻尿(ひんにょう)、下痢、疲れやすさ、
不眠(寝つきが悪い、途中で目が覚める、眠りが浅い)
などの多様な身体症状(いわゆる不定愁訴)
があります。

何かにつけて過度の不安や心配がつきまとい、
それが慢性的に続く(診断基準では6カ月以上)のが特徴で、
不安に伴ういろいろな精神症状や身体症状が現れます。

多くの患者さんは身体症状のほうを強く自覚し、
どこか体に重大な病気があるのではないかと考え、
あちこちの病院で診察や検査を受けるのが多いのですが、
症状の原因になるような身体疾患はみられません。

経過は慢性で、日常生活のストレスの影響を受け、
よくなったり悪くなったりが続きます。

途中から、気分が沈んでうつ状態になったり、
うつ病に移行したりすることもあります。



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2008年7月4日金曜日

全般性不安障害

一般に、神経症の原因は、
心理的な出来事(心因)とされています。

不安障害(不安神経症)の場合も、
発症のきっかけとして、
何らかの精神的なショック、心配ごと、悩み、ストレスなど、
精神的原因と思われる出来事のあることもありますが、
まったくないこともあります。

過労、睡眠不足、かぜなど、
身体的な不調がきっかけになることもあります。

パニック障害では何のきっかけもなく突然発症するケースが多く、
全般性不安障害では日常生活上のさまざまなストレスをきっかけに、
いつのまにか発症しているというのが普通です。

また、パニック障害には患者さんの特別な性格傾向はみられませんが、
全般性不安障害はもともと神経質で不安をもちやすい性格の人に多い
傾向があります。

女性に多く、男性の倍以上といわれています。



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2008年7月3日木曜日

全般性不安障害

不安を主症状とする障害を、
不安障害(不安神経症)といいます。

不安は誰でも経験する感情の一種ですが、
はっきりした原因がないのに不安が起こり、
(あるいは原因があっても、それと不釣り合いに強く不安が起こり)、
いつまでも続くのが病的な不安です。

不安障害(不安神経症)では、
この病的な不安とそれに伴う身体症状が主症状となります。

なお、国際疾病分類などでは「神経症」という用語は
正式な診断名としては使われなくなっており、
従来の不安神経症にあたる診断名は、
現在では「パニック障害」か「全般性不安障害」です。

パニック障害については別項で述べるので、
ここでは主に全般性不安障害について解説します。

全般性不安障害は、
慢性の不安とそれに伴う身体症状
が長く続くのが特徴です。



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2008年7月1日火曜日

全般性不安障害

全般性不安障害(Generalized Anxiety Disorder/略してGADともいいます)
は最近増えている病気です。

不安とは誰もが感じるもので、
不安を感じるからといって、
日常生活に支障をきたすことは通常ありません。

しかし、誰もが感じる程度をはるかに超える不安を持ち、
それが元で日常生活に支障をきたしてしまう
「不安障害(不安神経症)」という病気があります。

全般性不安障害も不安障害(不安神経症)の中の一つです。
「特定の状況に限定されない、理由の定まらない不安や心配」
が長期間続き、このような不安や心配に、心身の症状が伴う病気です。



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